【課外】佐原といえば

2024/07/02

本日の課外学習の場は、佐原です!
『伊能忠敬記念館』、『伊能忠敬旧宅』、『三菱館』、『山車会館』と小野川沿いを散策しながら、みんなで汗をかきつつ巡って来ました。

『伊能忠敬』さんは、みなさんご存知の通り、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた佐原の偉人ですね。

記念館では、忠敬さんの人生を年代順に追いながら、その業績の結晶である伊能図があますことなく紹介されていました。
50歳を過ぎてから日本全国の測量をして歩き、なんと71歳まで行ったそうです。
残念ながら、73歳で生涯を閉じてしまうのですが、没後3年にして日本全図が完成するのでした。

こちらの記念館には、伊能図の数々や測量器具(国宝)が展示されています。

そして、この記念館を小野川で挟んだ向かい側には、『伊能忠敬旧宅』があります。

この旧宅は、国の『史跡』に指定されていて、店舗・炊事場・書院及び土蔵からなり、店舗と正門は忠敬さんが17歳(1762年)で婿養子に入る以前の建物だそうです。

書院は忠敬さん本人が設計したと伝えられています。
旧宅の前には樋橋がかかっていて、架け替え前は農業用水を渡す大樋で、あふれ落ちる水音から『ジャージャー橋』と呼ばれています。

「残したい日本の音風景100選」のひとつとなっており、ちょうど私達が旧宅を出て眺めていたら、タイミング良く落水してくれました!
ジャージャーと気持ちの良い音です♪
この音を聞いていたら、暑かったのが、少しだけ涼しく感じられました。

さわら町屋館の2階で、みんなでお弁当を食べて涼んだら、『三菱館』へ行きました。
明治の西洋建築の流れをくみ、レンガを積み上げて建てられた2階建ての洋館です。
川崎銀行佐原支店として、清水満之助本店(現清水建設)が設計・施工し、現在は市の観光用として使用されています。

千葉県の有形文化財に指定されていて、内部は吹き抜けとなっており、2階の窓には大正ガラスがはめられていました。
真っ白い回廊や螺旋階段もあり、とても素敵な空間です!

その後は、みんなでかき氷やアイスを食べ休憩をし、『山車会館』まで歩きました。

佐原といえば、有名なのが、毎年夏と秋に行われる、「佐原の大祭」ですよね。

この大祭で重要な役割を担っているのが、高さ9メートルにも及ぶ豪華絢爛な山車です。
本来、この会館には、常時、山車が2台並べられているのですが、今回は大祭が近く、1台のみの展示となっていました。間近で見ると、とても大きく豪華な山車です。

そのほか館内には、名工の手による大人形や、精巧な彫刻などの山車飾りと迫力ある映像をみることができ、
関東三大山車祭り「佐原の大祭」の雰囲気を、ひと足先に味わえた気がしました。

先生は、今回、久しぶりに佐原を散策して、暑かったけどとても新鮮な気持ちになりました。
ナナコトヤオキのみんなは、何を感じてくれたかな?
何かしら、心に残ってくれていたら嬉しく思います☆

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